抜け殻の魂
君が人生に絶望して酒に酔い潰れていた時
きらめく酒が君の友だった
あの頃はまだ君は壊れておらず
僕と一緒に
渇いた砂漠の町をよく旅したね
君の記憶の中では
あの人は真実の友だった?
それとも、別れを胸に抱くただの人?
触れることのできない灼熱の太陽?
バラ色の雲の出現
それは、君が最後に夢見たもの
灰色に染まったこの世界で
最後に見る美しい夢の世界
君の魂はあの子に話しかけ、一緒に歩いた
一緒にいるだけでしあわせを感じた
そうさ、恋とはそういうもの
日が昇る南プロバンス
地中海の小島にある喫茶店で
ゴッホの絵を見ながら
あの子と話をした
そして明日は子どもたちを連れて
イルカと一緒に遊べ
主よ、あなたの愛はわたしの喜び
あなたは真実で憐れみと慈しみに富まれる方
あなたは、わたしに恵みを与えてくださった