パウロが教えた「肉の働きを殺すならあなた方は生きる。」とは九つある御霊の実の九番目の「自制」または「節制」を働かせることを意味しています。テモテに教えられた「若いころの情欲を遠ざけなさい。」も同じです。夫婦間の正当な交わりであっても貪欲を避けることをペテロは勧めています。貪欲は偶像礼拝だからです。夫婦間以外の性的交わりを指す「姦淫」、「淫行」等は完全にアウトです。世にある不法はすべて汚れており、罪です。汚れはこころから生じます。こころを聖くするには、イエスに従い、神を喜ばせる生き方をすること。つまり、神のみことばに従い、こころを肉に向けず、霊に向けることです。ペテロの教えを実践しましょう。以下の通りです。(ペテロ第二1:1~8)です。
1 イエス・キリストのしもべであり使徒であるシモン・ペテロから、私たちの神であり救い主であるイエス・キリストの義によって私たちと同じ尊い信仰を受けた方々へ。
2 神と私たちの主イエスを知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように。
3 というのは、私たちをご自身の栄光と徳によってお召しになった方を私たちが知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです。
4 その栄光と徳によって、尊い、すばらしい約束が私たちに与えられました。それは、あなたがたが、その約束のゆえに、世にある欲のもたらす滅びを免れ、神のご性質にあずかる者となるためです。
5 こういうわけですから、あなたがたは、あらゆる努力をして、信仰には徳を、徳には知識を、
6 知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、
7 敬虔には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。
8 これらがあなたがたに備わり、ますます豊かになるなら、あなたがたは、私たちの主イエス・キリストを知る点で、役に立たない者とか、実を結ばない者になることはありません。
以上です。実を結ぶために、あらゆる努力をするように求められています。努力するのは人間です。「人間の信仰と努力」と「救いをもたらす神の力」によって、救いは必ず達成されます。アーメン。