フツーの自己啓発

汎用性と再現性とその他

あなたの罪は赦された

1 数日たって、イエスがカペナウムにまた来られると、家におられることが知れ渡った。

2
それで多くの人が集まったため、戸口のところまですきまもないほどになった。

3
そのとき、ひとりの中風の人が四人の人にかつがれて、みもとに連れて来られた。

4
群集のためにイエスに近づくことができなかったので、その人々はイエスのおられるあたりの屋根をはがし、穴をあけて、中風の人を寝かせたままその床をつり降ろした。

5
エスは彼らの信仰を見て、中風の人に、「子よ。あなたの罪は赦されました」と言われた。

6
ところが、その場に律法学者が数人すわっていて、心の中で理屈を言った。

7
「この人は、なぜ、あんなことを言うのか。神をけがしているのだ。神おひとりのほか、だれが罪を赦すことができよう。」

8
彼らが心の中でこのように理屈を言っているのを、イエスはすぐにご自分の霊で見抜いて、こう言われた。「なぜ、あなたがたは心の中でそんな理屈を言っているのか。

9
中風の人に、『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて、寝床をたたんで歩け』と言うのと、どちらがやさしいか。

10
人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あなたがたに知らせるために。」こう言ってから、中風の人に、

11
「あなたに言う。起きなさい。寝床をたたんで、家に帰りなさい」と言われた。

12
すると彼は起き上がり、すぐに床を取り上げて、みなの見ている前を出て行った。それでみなの者がすっかり驚いて、「こういうことは、かつて見たことがない」と言って神をあがめた。



(マルコ2:1~12)



エスは神であり、人間の犯す罪はすべて神に対するもの。罪は必ず罰せられなければならず、血の注ぎ出しがなければ、決して赦されない。

人間は罪が赦されない限り、生きている時も死んだ後も、起き上がることは出来ない。イエスはこの場面で、信仰をもつ中風の人の罪をお赦しになり、彼を起き上がらせた。

エスは十字架上で死ぬことにより、そして三日目に復活することにより、人々の罪を赦された。もし、この方を自分の救い主として信じ受け入れるなら、その人も罪赦されて、死人の中から起き上がる。

信仰がなければ、罪を赦されることは決してない。生きている時も死んだ後も。その人は起き上がれない。

起き上がるとは、イエスによって新しく生まれ変わること。アーメン。