自分のものでないものは手に入らないと悟りましょう。もう一度言います。自分のものでないもの、すなわち、悪魔が手に入れようとして失敗した「自分が神になること」アダムが「神のもの」を手に入れようとして失敗した「善悪の知識の木の実」洪水前の悪霊となった者たちが欲した自分のものではない「美しい女たち」等。結局、手に入れようとして彼らは神に反逆しました。その結果が罪と滅びです。欲しても得られない。それは、本来、神から与えられていないものを欲したからです。では、神は彼らに良いものを与えていなかったのでしょうか？いいえ。与えておられました。すばらしいものを。神から与えられたものはすべて、すばらしい贈り物です。そのことが分かり、感謝する賢い者たちとそうではない愚かで貪欲な者たちに被造物は分かれました。私たちはどうすればよいのでしょうか？神から与えられた素晴らしい贈り物を感謝して受け取りそれを大切にするのです。罪はイエス様の十字架での購いで取り除かれました。信じるなら、救われます。信じなければどんなに善行を行っても救いは得られません。信じた人は、神が用意してくださった良いことを行うのです。神が与えてくださった宝は主イエスです。与えてくださったのですから、信仰によって手に入れてください。御霊も与えてくださいました。それは、イエス様の弟子として多くの実を結び、神が栄光をお受けになるためです。肉の業は悪魔が与えたものです。従って本来、私たちのものではありません。悪魔のものです。悪魔の欲望です。それを手に入れてはならないし、手には入らないものです。自分のものではないからです。賢い人は理解できます。自分のものでないものは、神のものであれ、悪魔のものであれ、手に入れようとしないことです。聖書が「あらゆる種類の貪欲に警戒しなさい」と述べているとおりです。ダビデはバテシバを手に入れ、その夫ウリヤを殺しました。彼は神に対し、罪を犯しましたが、真に悔い改めたために赦されました。しかし、罪の受けるべき罰を彼は受けました。どんな罰か？初子を失い、その後、彼の人生は安泰ではなく波乱に満ちたものとなりました。アーメン。
参照聖句（箴言６：２６～２９）
26 遊女はひとかたまりのパンで買えるが、人妻は尊いいのちをあさるからだ。
27 人は火をふところにかき込んで、その着物が焼けないだろうか。
28 また人が、熱い火を踏んで、その足が焼けないだろうか。
29 隣の人の妻と姦通する者は、これと同じこと、その女に触れた者はだれでも罰を免れない。
