このことをよく覚えておきましょう。神を第一にする。他は二番目以下になるということ。そうすれば、悪魔は知恵を腐らせ、真理の上に固く立つことをしなかったとイエスに言われず、今も神の軍勢の中にいたはずです。悪魔は神以上に自分の妄想を愛した。悪魔に従った三分の一の悪霊も神を第一にすれば、今も神の軍勢にいたはずだ。アダムも神を第一にすればエバを捨て、彼は人類を今のような状態にはしなかったはずだ。カインも神を第一にすれば神から認められ、アベルを殺さずに済んだはずだ。エジプトからモーセに引き出された神の民も神を第一にすれば、40年も荒野を歩かされずに済んだはずだ。一方イエスは使徒ペテロを褒めたあとであっても、ペテロにサタンよさがれとペテロを諌めた。イエスは神を第一に愛したからだ。この教訓から私たちは、神を第一にすることが大切だと分かる。たとえ、あなたに親友がいたとしても、人間の友だちより神が第一であることを覚えておきましょう。ペテロはイエスを神の子としてアガペではなくフィリアで愛していた。人間の友情である。一方イエスはペテロをアガペで愛していた。イエスは友のためにアガペで死なれた。神を第一に愛したためである。恐らくイエスはご自身より、人間より神を愛しておられた。だから、友のために死ぬことが出来た。そういう意味で、私たちは、神以上に愛するものがあってはならないことが分かります。たとえ人間の親友がいても神から離れて親友に従えば、悪魔に従った悪霊のように失敗するでしょう。アダムのようにならないように。彼は神以上にエバを愛した。あらゆるものを神以上に愛することがないようにしましょう。これが神に従う者たちの鉄則です。神を第一にするためなら、自分も妻も子も父も母も友達も捨てる。そして神のみこころに従う。これが神を第一に愛することの意味です。勿論、自分を愛するように、隣人を愛します。隣人愛は神を愛することです。神のご命令だから。しかしその隣人も神からあなたを引き離そうとするなら、捨てるのです。諌めることが出来る相手や状況なら諌める。もう手遅れ、または、自分の上官なら捨てる。以上が過去に生きた人間や悪魔に従った悪霊たちの失敗例を通して聖書から学べる尊い教訓です。