フツーの自己啓発

汎用性と再現性とその他

イエスの言葉を聞いてつまずくならはじめからイエスの弟子ではない

ヨハネ6章27~69

27 なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。それこそ、人の子があなたがたに与えるものです。この人の子を父すなわち神が認証されたからです。」

28
すると彼らはイエスに言った。「私たちは、神のわざを行うために、何をすべきでしょうか。」

29
エスは答えて言われた。「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです。」

30
そこで彼らはイエスに言った。「それでは、私たちが見てあなたを信じるために、しるしとして何をしてくださいますか。どのようなことをなさいますか。

31
私たちの父祖たちは荒野でマナを食べました。『彼は彼らに天からパンを与えて食べさせた』と書いてあるとおりです。」

32
エスは彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。モーセはあなたがたに天からのパンを与えたのではありません。しかし、わたしの父は、あなたがたに天からまことのパンをお与えになります。

33
というのは、神のパンは、天から下って来て、世にいのちを与えるものだからです。」

34
そこで彼らはイエスに言った。「主よ。いつもそのパンを私たちにお与えください。」

35
エスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。

36
しかし、あなたがたはわたしを見ながら信じようとしないと、わたしはあなたがたに言いました。

37
父がわたしにお与えになる者はみな、わたしのところに来ます。そしてわたしのところに来る者を、わたしは決して捨てません。

38
わたしが天から下って来たのは、自分のこころを行うためではなく、わたしを遣わした方のみこころを行うためです。

39
わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。

40
事実、わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持つことです。わたしはその人たちをひとりひとり終わりの日によみがえらせます。」

41
ユダヤ人たちは、イエスが「わたしは天から下って来たパンである」と言われたので、イエスについてつぶやいた。

42
彼らは言った。「あれはヨセフの子で、われわれはその父も母も知っている。そのイエスではないか。どうしていま彼は『わたしは天から下って来た』というのか。」

43
エスは彼らに答えて言われた。「互いにつぶやくのはやめなさい。

44
わたしを遣わした父が引き寄せられないかぎり、だれもわたしのところに来ることはできません。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。

45
預言者の書に、『そして、彼らはみな神によって教えられる』と書いていますが、父から聞いて学んだ者はみな、わたしのところにきます。

46
だれも父を見た者はありません。ただ神から出た者、すなわち、この者だけが、父を見たのです。

47
まことに、まことに、あなたがたに告げます。信じる者は永遠のいのちを持ちます。

48
わたしはいのちのパンです。

49
あなたがたの父祖たちは荒野でマナを食べたが、死にました。

50
しかし、これは天から下って来たパンで、それを食べると死ぬことがないのです。

51
わたしは、天から下って来た生けるパンです。だれでもこのパンを食べるなら、永遠に生きます。またわたしが与えようとするパンは、世のいのちのための、わたしの肉です。

52
すると、ユダヤ人たちは、「この人はどのようにしてその肉を私たちに与えて食べさせることができるのか」と言って互いに議論しあった。

53
エスは彼らに言われた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。

54
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、永遠のいのちを持っています。わたしは終わりの日にその人をよみがえらせます。

55
わたしの肉はまことの食物、わたしの血はまことの飲み物だからです。

56
わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は、わたしのうちにとどまり、わたしも彼のうちにとどまります。

57
生ける父がわたしを遣わし、わたしが父によって生きているように、わたしを食べる者も、わたしによって生きるのです。

58
これは天から下って来たパンです。あなたがたの父祖たちが食べて死んだようなものではありません。このパンを食べる者は永遠に生きます。」

59
これは、イエスがカペナウムで教えられたとき、会堂で話されたことである。

60
そこで、弟子たちのうちの多くの者が、これを聞いて言った。「これはひどいことばだ。そんなことをだれが聞いておられようか。」

61
しかし、イエスは、弟子たちがこうつぶやいているのを、知っておられ、彼らに言われた。「このことであなたがたはつまずくのか。

62
それでも、もし人の子がもといた所に上るのを見たら、どうなるのか。

63
いのちを与えるのは御霊です。肉は何の益ももたらしません。わたしがあなたがたに話したことばは、霊であり、またいのちです。

64
しかし、あなたがたのうちには信じない者がいます。」―イエスは初めから、信じない者がだれであるか、裏切る者がだれであるかを、知っておられたのである―

65
そしてイエスは言われた。「それだから、わたしはあなたがたに『父のみこころによるのでないかぎり、だれもわたしのところに来ることはできない』と言ったのです。

66
こういうわけで、弟子たちのうちの多くの者が離れ去って行き、もはやイエスとともに歩かなかった。

67
そこで、イエスは十二弟子に言われた。「まさか、あなたがたも離れたいと思うのではないでしょう。」

68
すると、シモン・ペテロが答えた。「主よ。私たちがだれのところに行けましょう。あなたは、永遠のいのちのことばを持っておられます。

69
私たちは、あなたが神の聖者であることを信じ、また知っています。