愛は目的を達成するために存在する。漠然としたものではない。イエスを愛する目的は何か？神の愛は人間を救うためであった。そのためにイエスは命を捨てられた。この時、イエスが持たれた愛が神の愛（アガペ）であった。神が人間に望まれる愛も実はアガぺである。神と一体でなければ持つことは不可能である。アガペによって不法である罪を離れることが出来る。将来、「不法を行なう者たちよ、私から離れ去れ。」とイエスから言われる人たちは罪を行ない続ける人たちである。神と一体になるとはキリストの霊を持つこと。御霊を持つ人。神に導かれている人たち。キリストにより、聖くされ、愛の人となった人たちである。やはり、古い人格と情欲と欲望を殺すにはアガペが必要なのだ。イエスの愛にこたえるためにイエスを愛する。その愛がアガペ。このアガペをもつ人たちが、確実に救われる。この愛は甘い愛ではない。尻込みする愛ではない。自分に優しい愛ではない。人間の愛ではない。神の愛である。やはりイエスのために死んでよみがえらなければ得られない。イエスに従うにはアガペが必要である。神と一つでなければアガペは持てない。
