まだ、新生していない方であれば、神に対する悔い改めと、イエス・キリストに対する信仰により、聖霊によって、罪から解放していただけるよう祈り求めましょう。聖霊によって心を支配していただくよう願い求めましょう。ただ、信じていればそれだけで、罪を犯し続けていても救われると信じている？教会員の方が多くいますが、福音に従わなければ救いはありません。イエス・キリストの十字架での購いは律法からの解放、すなわちひとつでも律法を破った場合、罪と定められていたその状態からの解放です。もし、罪を犯しても悔い改めにより、イエスの血により許されます。しかし、御霊によって歩む人は律法を成就しています。律法は破棄されたのではなく、キリストによって成就しました。神から生まれた者は、御霊によって福音に従います。
たとえば、ペテロは詩編の聖句を引用して神のお考えが変わっていないことを下記のように教えています。
「いのちを愛し、さいわいな日々を過ごそうと願う人は、舌を制して悪を言わず、くちびるを閉じて偽りを語らず、悪を避けて善を行い、平和を求めて、これを追え。 主の目は義人たちに注がれ、主の耳は彼らの祈にかたむく。しかし主の御顔は、悪を行う者に対して向かう」。 (ペテロの第一3章
１０～１２）口語訳
さいわいを見ようとして、いのちを慕い、ながらえることを好む人はだれか。あなたの舌をおさえて悪を言わせず、あなたのくちびるをおさえて偽りを言わすな。 悪を離れて善をおこない、やわらぎを求めて、これを努めよ。 主の目は正しい人をかえりみ、その耳は彼らの叫びに傾く。主のみ顔は悪を行う者にむかい、その記憶を地から断ち滅ぼされる。 （詩篇３４：１２～１６）口語訳
新約時代に入って、キリストの十字架上での血の購いによって信じる者は「正しい者」とされるということの意味は、御霊によって歩むことで、罪を離れ、神と隣人を愛し、善をおこなえるようになったため「正しい者」とされるのです。天地は滅びますが、神の御言葉はすたれることなく、全部成就します。（マタイ５：１８）黙示録には、救われる聖徒たちは、その口には偽りがなかった（黙示録１４：５）と書かれています。キリストの福音を信じ、キリストの福音に最後まで従う者が救われます。御言葉に従うために、心を新たにして自分を変えていただき（ローマ１２：２）、右目が罪を犯させているなら、えぐりだして捨ててしまい、右手が罪を犯させているなら切りとって捨ててしまう（マタイ５：２９～３０）よう、イエス様は言われました。ご存じだと思いますが、イエス様はそのような信仰が必要だと言われたのです。そうすれば、父なる神は、御霊を与えてくださるでしょう。
